先日、職場の女性がなにかの拍子に「イテテテテ~ッ!」と絶叫し、床に転がってしまってビックリしました。

「え?」「何?」「どうした?」とこちらもアタフタし、苦しそうな表情でようやく返ってきた答えが、「腰が・・・痛っ・・・どうしよ・・立てない」でした。

「もしかしてギックリ腰?」と問いかけてみると、「そう・・かも・・」と。

こんなに間近でぎっくり腰の瞬間を見たことがなかったもので、そうだとわかっても何をしてあげれば良いのか・・とウロウロしてしまいました。

ぎっくり腰は誰にでも起こりうる危険な症状。

その職場の女性もまだ30代初めの、普段はとてもパワフルな女性なのに・・突然ですから。

注意していても防げない可能性のある症状ではありますが、早い処置で悪化を防ぐことが重要なのです。

今回は、そんないつ何時襲ってくるかわからない「ぎっくり腰」について、症状や原因治療法についても紹介します。

以下の記事は、ネットや書籍、自分の経験などから得た情報をまとめていますが、あくまで素人目線での記事になりますので、専門性を求める方はスルーしてくださいませ<(_ _)>

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ぎっくり腰の症状ってどんな感じ?

ぎっくり腰とは「急性腰痛症」と呼ばれ、予期しない時にいきなり激痛が走り、身動きが取れなくなってしまう腰痛の事を言います。

腰を抜かし、動くことはおろか、寝返りもろくに打てなくなるのです。

冒頭でお話しした女性も数日は「なんとなくまだ痛い・・・」と言って、動きもかなりスローで警戒していたのですが、1週間もすればすっかり元気になっていました。

その後の後遺症などもなく、痛みさえ引けば、普通の生活に戻ることが出来るというのも、「ぎっくり腰」の特徴と言えます。

 

ぎっくり腰の原因は?

ぎっくり腰について、正式な原因や共通の定義ははっきりと決まっていません。

ただ昔からある症状で、中世の西欧では「魔女の一突き」と呼ばれていたそうです。

ギックリ腰は主に以下のような状況のことを指します。

関節ねんざ

腰の部分にある頸椎(けいつい)関節、という場所がネンザを起こしてしまう状態。

筋肉の損傷

腰回りにある筋肉が損傷を起こして、筋膜の炎症に悪化する状態。

筋膜の炎症

頸椎関節を痛める事で、その周りにある筋膜まで炎症が広がる状態。

破たん型ぎっくり腰

日常生活が出来ず、重症の場合にこう呼ばれる場合がある。(重症の椎間(ついかん)関節炎)

 

では、これらの症状はどうして起こるのでしょうか。

  • 重たい物を持ち上げた時
  • 背伸びくしゃみなどの何気ない行動をした時
  • 明らかな外傷(ぶつけたり、ねじったり)があった時

このように普段の生活の中で起こりうる症状なので、日ごろから運動をしている、規則正しい生活をしているなど、健康に気を使っていても、完全に防ぐことが出来ないのが怖いところです。

ちなみに慢性的な腰痛はぎっくり腰とは呼びません。

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ぎっくり腰になりやすい傾向とは

肥満気味

腰への負担が大きくなるので、ぎっくり腰だけでなく慢性の腰痛にも注意が必要です。

特に急激に太った場合は気を付けましょう。

妊娠中など、お腹が大きくなった事で腰への負担が増える場合もありますよ。

冷え性

血行が悪くなる事で、腰だけでなく全身への負担が大きくなります。

中腰で重い物を持つ

これは慢性的に腰に負担がかかっているので、ぎっくり腰を引き起こしやすい状態だと言えるでしょう。

特に、いつもの事だと油断していると痛い目を見るかもしれません。

なるべく腰を落とし、足の力を使いながら荷物を持って、腰への負担を減らしてあげましょう。

また、「赤ちゃんを抱っこする」時も油断は大敵!注意が必要ですよ。

同じ態勢が続く

背骨や腰回り、全身の筋肉が固まりやすく、ちょっとした行動での負担が大きくなってしまいます。

長時間座る、長距離の運転などを日常的に行っている人は、休憩を挟んで筋肉をほぐしてあげてくださいね。

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ぎっくり腰の治療法ってどんなの?

突然起こるぎっくり腰ですので、痛みで自分の処置はどうする事もできないかも知れません。

ですが周りの人がぎっくり腰になった時の応急処置や、自分で支持を出せるように覚えておくと良い方法を紹介します。

安静にしてサポーターで患部を固定する

速やかに横になり(痛みの少ない態勢になり)、患部に圧力がかかりにくい態勢を取る必要があります。

無理に動かすと、痛みだけでなく患部の炎症が悪化して治りが遅くなります。

病院にいくのも良いですが、近くに助けて貰える人がいない時は、いったん患部の痛みを落ち着かせましょう

患部に優しく触る

痛い部分に触る事で、脳がリラックスして痛みを緩和する事が出来ます。

無理に触るのではなく、手を当てておくだけでも効果はありますよ。

患部を冷やす

冷やしすぎると、凍傷や皮膚を傷める原因になるので、やさしく冷やします。

血管を一時的に収縮する事で痛みを和らげ、炎症が周囲に広がるのを食い止めてくれるのです。

温めたり揉んだりすると、かえって炎症が広がり、悪化するので注意してください。

整形外科へ

少し痛みが引いて動けるようになったら、きちんと診断してもらう事は重要な事です。

自己判断は症状の特定が出来ず、悪化を防げなくなるのでやめてくださいね。

原因が特定出来たら対処治療を始める

ぎっくり腰だと特定できた場合、サポーターや整体など、お医者さんと相談して適切な処置を始めましょう。

隠れている違う症状や病気が見つかった場合は、その事も含めて治療が必要ですね。

 

さいごに

原因も改善方法もはっきりしないぎっくり腰は、いつ起こるのか予測できないのが怖いところ。

知識として知っていても、その痛みは大の大人が腰を抜かすほどの痛みなのですから。

あまり想像したくはないですね・・・。

とは言え、誰にでも起こり得るということは、自分だって・・ね(;’∀’)

ということで、いつなっても落ち着いて行動できるように、また、周りの誰かがなってしまった時に、先日の私のように、ただただアタフタしない為に、イメージトレーニングをしておくのも良いかも知れませんね。

冒頭の彼女がギックリ腰になった時は冬の寒い日で、すぐに湿布を買いに薬局に走ったのですが、気を利かせて温感湿布を買いそうになった私。

薬局の方に状況を説明すると、冷感湿布をすすめられました

温めたらダメなのですから、当然ですよね。

知識がないのが一番怖いということです。しみじみ・・・。