足裏の痛みは、立ち仕事が長い方や、急にジョギングを始めたりすると起こることがあります。

足に負担がかかることが原因ですが、痛みの場所によっては足以外に原因があることも!

なかでも、土踏まずに痛みがある場合は、全身性の疾患によって痛みが表れる場合もあるんですって。

私も以前に足裏(土踏まず付近)の痛みを感じたことがあり、他人事ではないぞ!ということで調べてみました。

ここでは、足裏(特に土踏まず)が痛い場合に考えられる原因や対策、治療法などを含め、土踏まずの痛みの正体や解消方法をまとめてみました。

そして、もし土踏まずに”しこり”があったら、どんな原因が考えられるのかも併せて紹介します。

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足裏の痛み!土踏まずが痛い場合に考えられる原因は?

足裏の痛みの原因のナンバーワンは、「足底筋膜炎(そくていきんまくえん)」

足裏の筋膜が炎症を起こし、痛みを生じる症状です。

足底筋膜は、足の裏側を覆っています。

炎症を起こしたところが土踏まずの周辺ですと、土踏まずに痛みを感じるわけですね。

足底筋膜炎になる原因

普段から足裏に強い刺激や負担が加わっている

例えば、スポーツ選手や、接客業などで長時間の立ち仕事をしている人に多いです。

足底筋膜が固くなっている

運動不足を解消しようと、急にジョギングなどを始めた場合

冷え

デスクワークでも足元を冷やしてしまっていると、足底筋膜が固くなりやすく、足底筋膜炎の原因となります。

扁平足

扁平足も、土踏まずの痛みの原因となります。

足裏のアーチが少なく、土踏まずが平らになっているのが扁平足ですね。

扁平足ですと、足裏のクッションが少ないため、長い時間歩いたり立っていると、疲れやすく、また足裏も痛くなりすいんですね。

扁平足で疲れやすいと運動しなくなり、運動しないので扁平足が直らず、という悪循環にも。

 

上で挙げたように、足そのものの疲労や、負荷が加わったことによる痛みですと、原因に思い当たるため、ある意味では安心かもしれません。

怖いのは、痛風や糖尿病などの、全身性の疾患、つまりは病気による足裏の痛み。

 

痛風の症状とメカニズム

痛風の痛みの多くは、足指に起こります。

でも、土踏まずやかかとなどから痛みを感じることもあるのです。

痛風は、血液中の尿酸が増える「高尿酸血症」のことです。

尿酸は、細胞が新陳代謝をする際に作られます。

健康であれば、体内で作られた尿酸は、尿から体の外に排出されます。

ですが、この尿酸がうまく排出されなかったり、排出されるよりも多く作られるようになると、血液中に尿酸が溜まりすぎて、高尿酸血症となります。

 

高尿酸血症になると、尿酸が身体のいろいろな部位に沈着。

関節の骨膜に沈着すると、炎症や痛みを引き起こします。

肥満や食べ過ぎ、過度の飲食、ストレスなどが痛風の原因です。

 

痛風の発作が現れると、関節のあたりが熱をもって腫れてきます。

痛みはとても激しく、風が当たっただけでも痛いほどなので「痛風」と呼ばれるんですね。

激痛が二、三日ほど続き、一週間ほどで症状が楽になります。

症状は軽くなっても尿酸値が高いままですと、また発作を起こしてしまいます。

足裏は普段から強い刺激が加わるところですので、痛風の痛みも早く感じます。

糖尿病による足裏の痛みとは

糖尿病によって足裏に痛みが起きる原因は、末梢神経への障害によるものです。

初期には、なんとなく痛い、しびれる、といった程度の不快感なので、見過ごされやすいかもしれません。

進行すると、逆に痛みや感覚が鈍くなってくるため、大きなケガの原因になってしまうことも。

 

あまり運動する習慣がなく、急に体を動かしたわけでもないのに痛い!という時には、

痛風や糖尿病の可能性も考えて、医師に相談してみましょう。

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足裏(土踏まず)が痛い!対策・治療法は?

土踏まずが痛いと、歩くのにも支障があって困りますね。

対策や治療方法を、原因別にみていきましょう。

足底筋膜炎

足底筋膜炎による土踏まずの痛みの対策と治療方法は以下の通りです。

  • 安静
  • 温める
  • ストレッチ・足指の運動

炎症が起きたときは、痛みが和らぐまで負担をかけないようにします。

捻挫や打撲による急性の炎症は、応急処置として患部を冷やすべきですが、熱や腫れがないときは、冷やさなくても大丈夫です。

むしろ、冷やすことで血行が滞り、筋肉が固くなりやすくなります。

足底筋膜炎は、筋膜が固くなっていることも原因でした。

治りにくくなるおそれがあるため、氷などを当てて冷やさない方がいいでしょう。

痛みがなくなってきたら、足指のストレッチや運動を積極的に行って、回復をうながし再発を防ぎましょう。

ストレッチ

足裏のストレッチというと、足指を掴んでギュッと反る、という動きを思い浮かべますね。

ただ、足底筋膜炎になったあとですと、この動きはかえって足底筋膜を痛めてしまうこともあります。

足底筋膜炎になりやすい人は、ふくらはぎの筋肉が固くなっていることが多いです。

また、ふくらはぎの筋肉が柔らかいと血行が良くなり、足底筋膜炎の回復と予防にもなります。

いわゆる、アキレス腱を伸ばす運動の姿勢をとって伸ばせば、ふくらはぎもストレッチされますよ。

足指ジャンケン

足の指でジャンケンのグー、チョキ、パーの形を作ると、足指の運動になります。

足指を良く動かすことで、足底筋も働き、筋力が強くなっていきます。

また、血行が促進されるので、回復も早まり、足底筋膜も柔らかくなりますよ。

タオルギャザー

足裏にタオルを敷き、端に本などを置きます。

足指だけでタオルをつかみ、引き寄せます。

はじめは、タオルをつかんで引き寄せるだけでもOKです。

本を乗せて負荷をかける際にも、週刊誌のような薄くて軽い本から始めましょう。

足元は常に温かく

筋膜や筋肉を柔らかくするには、日常でも足元を冷やさず、温めるようにします。

冬はもちろん、夏場でも冷房によって足元を冷やしてしまいがちですね。

猛暑の日でも靴下を履くのは、さすがに暑苦しいので、【足指の運動】などを行って、血行を良くして温めましょう。

夏場のサンダルに要注意

夏場に気をつけたいのは、外出の際の薄いサンダル

アスファルトの上では、熱が多く伝わりますし、クッションも少ないですね。

砂浜は逆に柔らかく、足裏が強く伸ばされて、強い刺激が加わります。

地面が硬くても柔らかくても、足裏により負担がかかるため、足底筋膜炎を起こしやすくなります。

扁平足の場合

扁平足は、足のアーチが少ない状態でしたね。

大人になってから扁平足になるのは、運動不足や、足に合わない靴を履き続けることによることが多いです。

運動不足に関しては、足底筋膜炎の対策で説明した、足指の運動を継続して行うと、足のアーチが少しずつ戻っていきます。

昔ながらの青竹踏みも行うといいですね。

足に合わない靴を履いて扁平足になった、ということでしたら、靴を変えればいいわけですが、仕事などで履く靴を変えられない場合もありますね。

靴に中敷き(インソール)を入れて、アーチが作られるようにしましょう。

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足裏だけでなく足首や膝の具合も気になっている方は、整形外科や、シューズドクターなど、靴の専門家に相談してみてくださいね。

より足に合ったインソールを作ってくれます。

 

痛風や糖尿病による足裏の痛みは、足裏以外にもさまざまな自覚症状があるかもしれません。

運動した覚えがなくても痛む、しびれや鈍い痛みを感じるようでしたら、医師の診療を受けましょう。

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土踏まずに”しこり”!病気?

土踏まずに痛みだけではなく、触ってみるとしこりのような固い部分がある場合、

「足底繊維腫(そくていせんいしゅ)」になっているかもしれません。

 

初期には足底筋膜炎と見分けがつきにくく、足底筋膜炎の治療をしていてもなかなか治らず、

エコー検査やMRIなどの診断で、はじめて足底繊維腫と診断されることがあります。

足底筋膜に腫瘤ができますが、この腫瘤は良性です。

進行して、がんになるおそれはありません。

放置して足裏に刺激を与え続けるようなことでもなければ、悪性化することはないということです。

足底繊維腫と診断された場合

以下のような治療が行われます。

  • ステロイド注射で痛みを抑え、経過観察
  • 手術によって腫瘤を除去

手術の時間は状態によりますが、多くは20分もかかりません。

ただし、抜糸まで3週間ほどかかり、通常の歩行に戻るにはもう少し時間がかかります。

仕事がなかなか休めないという方は、ステロイド注射で治療できないか、お医者さんとの相談になります。

 

「足は第二の心臓」

という言葉もあります。

心臓と同じくらいに、身体の大事な場所ということですね。

足裏の痛みは、我慢していると、足首や膝、さらには内臓の不調にもつながってきます。

痛みを感じたら、無理せず安静に、そして適切なケアをしていきましょう。

ケアの仕方は上でも紹介しましたが、長引いたり、痛みがひどくなるような場合には、迷わずに受診されてくださいね。