ロブスターオマール海老…普段あまり食べなれない人にとっては、この二つの違いを明確に答えるのは難しいですよね。

先日何かのグルメ番組で「ロブスターの香草焼き」と「オマール海老のビスク」が出てきて、何がどう違うのか…と私自身も気になってしまいました(笑)。

ということでここでは、ロブスターとオマール海老・・・ついでに伊勢海老3種の違いについてまとめてみました!

  • すべて全くの別物なの?
  • 値段や味はどう違う?
  • ロブスターとザリガニは一緒?違う?

などなど、きっとあなたも気になっているであろう3つに焦点を当てて解説していきます。

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ロブスターとオマール海老・伊勢海老の違い!すべて別物?

まず、結論からサクッと言ってしまうと、ロブスターとオマール海老は同じものです。

伊勢海老はそれらとは全くの別物で、共通しているのは「エビ目」という所属だけなのですね。

どういう違いがあるのかを簡単にまとめてみたので確認してみてください。

味や食感の違い

食べたことがある人は良くご存知かと思いますが、ロブスター(オマール海老)と伊勢海老は味も食感も大幅に違います。

それこそ両方知っていれば目をつぶって食べても当てられるのではないでしょうか?(もちろん同じ鮮度・調理法であることが前提ですけどね。)

こちらに関しては次の章で詳しく解説していきます。

使われる料理の違い

使われる料理というと少々語弊がありますが、例えばロブスターは英語です。

(※ラテン語にもロブスターがあり、バッタ・イナゴ・ザリガニを指します。)

オマール海老のオマールはフランス語でハンマーを指しますし、伊勢海老は英語で「Japanese spiny lobster」と言います。(ちなみにドイツ語だと「フンマー」(ハンマー)と言うそうですよ。)

結果、英語でオマール海老はロブスター、伊勢海老にもロブスターが付くという難解な状態になっているんですね。

ですので、基本的にフランス料理では「オマール海老」と表記されることが多いのです。

和食では伊勢海老はもちろん伊勢海老ですし、ロブスター(オマール海老)が使われることはほとんど無いでしょう。

原産地の違い

名前に伴う部分もありますが、分かりやすいところで言えば、伊勢海老は「伊勢」が水揚げの代表だからこその名前ですよね。

ロブスターも細かい分類で言うと、アメリカンのものとヨーロピアンのものがあり、それぞれ獲れる海域が違うんですね。

獲れた場所で名が付き、そこの代表的な料理に使われやすくなるということです。

見た目の違い

※左:ロブスター(オマール海老) 右:伊勢海老

圧倒的な見た目の違いといえば、大きなハサミですよね。

見慣れていればハサミがなくとも一目瞭然なのですが、子供でも分かる特徴といえば間違いないでしょう。

他にもゴツゴツしたような表面は伊勢海老の特徴ですし、色も伊勢海老は赤っぽく、ロブスター(オマール海老)は黒っぽい&緑やオレンジの部分もあるというのが違いとして挙げられますね。

価格の違い

こちらも後ほど詳しく紹介しますが、価格は1.5~2倍くらい変わってきます。

伊勢海老といえば「高級食材」というイメージがあると思いますが、オマール海老・ロブスターというとどうでしょうか?

そのあたりをなんとなく想像しながら、次の章に行って見ましょう。

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ロブスター(オマール海老)と伊勢海老の値段と味の違い!高級なのはどっち?

それではロブスター(オマール海老)と伊勢海老を比べるのに重要な「値段」と「味」について、もっと詳しく見ていきましょう。

値段の違い

さきほども紹介したように、伊勢海老はロブスターの1.5~2倍くらいの価格帯です。

基本的に日本では魚介類は1尾あたりもしくはg単価で売買されますので、分かりやすく1kgあたりの価格で見ていきますね。

  • ロブスター(オマール海老)は1kgあたり、3,000円~5,000円
  • 伊勢海老は1kgあたり、6,000円~10,000円

だいたいこのくらいを目安に変動しています。

平均するとロブスター(オマール海老)は4,000円、伊勢海老は8,000円となりますのでおよそ2倍ですよね。

時価・大きさ・鮮度(生か冷凍かなど)・加工状態などにより変わりますが、日本の市場においてはおよそこれだけの差があるというのを目安にしておけば良いかと思います。

味の違い

続いて味ですが、個人個人で感じ方・味覚が違いますので、おおまかな表現になりますが…。

ロブスター(オマール海老)

弾力が強く、身がプリプリしています。

ハサミの部分と体の部分でもまた食感や味が異なり、身の方が好まれることが多いです。

全体的にパサパサしていると感じる人が多く、繊細というよりは大味である。

伊勢海老と比べるとミソも少ないので、味付けをして加熱して使われることが多い

殻も細かく粉砕するなどして料理に使えるので、捨てるところがほとんどない。

伊勢海老

ロブスター(オマール海老)と比べると身がやわらかく、甘みがあるのが特徴。

刺身でも良く食べられ、ミソを味付けにした料理も多い。

どちらかといえば繊細な味で、加熱しても筋っぽくなりにくい。

殻は食べるよりも飾りとして使われることが多く、ヒゲの部分もついた綺麗な姿であるほど重宝される。

 

つまりどちらが高級食材?といわれると、圧倒的に【伊勢海老>ロブスター(オマール海老)】ということになりますね。

そもそも日本ではロブスターを刺身で食べることもないので、必然的にお食事処で食べるとなれば、伊勢海老=高級という認識で間違いないでしょう。

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ロブスターとザリガニは同じもの?

さて最後に知らない人も多い、ロブスター=ザリガニ・・・?!説について検証していきましょう。

ロブスターとオマール海老は同じものだとお話ししましたが、ザリガニは違うでしょう!と思いませんか?

これちょっと衝撃だったので先に答えを言ってしまうと、実はロブスターはザリガニです。

もう一度言います・・・ロブスターはザリガニなんです。

これだけでは意味が分からないでしょうから、詳しく解説していきます。

ロブスターがザリガニたるゆえんは、ロブスターの所属にあります。

「エビ目」というのは伊勢海老もロブスターもザリガニも同じなのですが、そのあとに続くところで「ザリガニ下目」というのが出てきます。

そう、ロブスターもザリガニも「ザリガニ下目」なので、同じザリガニなんですね。

だからといってロブスターとザリガニが全く同じというわけではなく、共通点と非共通点がちゃんとあります!

ハサミがある

ザリガニとロブスターに共通するもののひとつが「ハサミ」です。

伊勢海老にはハサミが存在しないですよね。

サイズが違う

ザリガニも大きいものは大きいですが、一般的なものだと手のひら以下のサイズが多いです。

逆にロブスターといえば、ハサミがついた大きな海老であることが多いですから、圧倒的にサイズ感が違いますよね。

値段が違う

伊勢海老とロブスターも2倍くらい違いましたが、ロブスターとザリガニも2倍以上の差があります。

海外では高級食材として小さなザリガニ(大き目のザリガニ?)が取り扱われていることもありますが、日本ではザリガニ=池にいる=0円ですよね(笑)

淡水or海水

ザリガニの多くは淡水で育ちますが、ロブスターは海水で育ちます。

まれに海で育つ種類のザリガニもいるようですが、数としては多くありません。

味の違い

まさか日本でそこらへんにいるザリガニを食べる人は少ないでしょうが、キレイな水で育ち、きちんと処理をされたザリガニとロブスターの味は根本的に違います。

ロブスターはさきほど紹介したように、弾力がしっかりあるエビという感じなのに対し、ザリガニはカニっぽい水分が多い身をしているそうです。

実際食べたことはありませんが、フランス料理で多く使われるそうなので一度試してみたいものですね。

 

ロブスターとオマール海老・伊勢海老の違い!まとめ

  • ロブスター=オマール海老=ザリガニ
  • 伊勢海老は別物

だということがお分かりいただけたでしょうか?

ハサミがない伊勢海老だけは別物だという認識で良さそうですね。

味の違いは好みにもよりますが、個人的には伊勢海老もロブスターもそれぞれの食べ方があり、それぞれの美味しさがあり大好きです。

贅沢な希望としては、ロブスターと伊勢海老を同時に食べ比べてみたいものですね(笑)。