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近しい人から「はやり目になった」と聞くと、

心配はもちろん感染が気になったりもしますよね。

自分もうつったらどうしよう…

 

本人に聞くのはなんだかいやらしいし、調べた方が手っ取り早いことのほうが多いです。

ここでは、感染力の非常に高い【はやり目】のアレやコレをまとめてみました。

 

  • はやり目とはどんなものなのか
  • はやり目の症状
  • 会社や学校に行っても良いのか

など、はやり目の基本をご説明します。

 

はやり目とは!

はやり目とは、流行性角結膜炎のことです。

流行性と名がつくだけあって感染力が非常に高く、

片側の目が感染すると反対側の目も感染する確率は実に80%といわれています。

原因は「アデノウィルス」というごく身近なウィルスで、手や水からの感染がほとんどです。

しかし空気感染の可能性もゼロではないので注意してくださいね。

 

とくに大人より子供、免疫の弱い人ほど感染しやすいので、家族や親しい友人など身近な人の感染には注意が必要です。

1~2週間程度の潜伏期間を経て発症し、症状がおさまるまでに数日~1週間といわれていますので、

大体1週間~3週間前後で気にならなくなる場合が多いようです。

しかし「完治」にいたってない場合は、まだ感染する可能性があるということを認識しておいてください。

 

はやり目の症状と治療法

はやり目の症状は実にさまざまですが、

必ずといって良いほど分かりやすい症状が「目が開かないほどの目やにが出る」ことです。

とくに泣いたり、目の不調がなかったのに、ある日突然ということであれば、まず”はやり目”を疑いましょう。

他にも色んな症状がある場合もあります。

いくつか代表的な症状を紹介していきます。

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目やその周りが腫れぼったい

目に見える症状として、泣いたり擦ったりしたわけではないのに、目が腫れたり赤くなったりすることがあります。

 

目に違和感があるが、痛みはさほどない

痛みが強い場合、角膜炎などの良く似た疾患である可能性が高いですが、

なんだかゴロゴロする…といった軽度なものであれば、はやり目である可能性が高いです。

 

目やにや涙が良くでる

ゴロゴロしていたり、とくに何もしていなくても目やにや涙が出るようになったりもします。

ただしこの症状は、他に当てはまる疾患も多いので、これだけで判断する必要はありません。

 

視力が低下する

なんだか見えにくいな~と思う程度の、軽度の視力低下が起こる場合があります。

視界がぼやけたり、斑点が見えたりするなどといった症状です。

実は網膜はく離だった!ということも少なくないため、はやり目で間違いない!と安心するのは危険です。

 

まぶたや粘膜に白い膜やできものができる

症状がひどくなってくると、目の中に目に見える異常が起こりやすくなります。

代表的なのが白い膜やできもので、結膜と癒着してしまう場合もあるので注意が必要です。

 

頭痛、肩こり、リンパの腫れ、むくみ

目だけではなく、リンパや肩などに症状が出る場合があります。

まぶたや目の周りがむくんだり、リンパ節が腫れたり、頭痛や肩こりなど、目と神経が繋がっている部分に痛みが出たりします。

こうなってくるとなかなか放ってはおけないステージなので、早めに医師に相談しましょう。

 

次に治療法ですが、

実は未だ、有効な点眼薬はありません

ウィルスに対する抵抗力をつける為に、しっかり休んで力を維持しておくことが重要です。

補助的に、抗菌点眼薬や炎症を抑えるためのステロイド点眼薬などを使用します。

 

また、症状が治まってきた頃に、そろそろ良いかなと、点眼等の治療をやめてしまうと、

黒目が濁って視力が落ちてくることがありますので

医師からOKが出るまでは、治療を続ける必要がありますので、覚えておいてくださいね。

 

はやり目 仕事や学校は行ける?出勤・出席停止はある?

はやり目での出勤・出席停止については、基本的にはあります。

とくに学校の場合は、法律によって「医師が許可した場合」という規定がありますので、

確認が必要ではありますが、ほぼ出席停止になると考えて良いでしょう。

会社に関しては独自の判断基準やケースバイケースなことも多いですが、

推奨されているわけではないので、指示に従うようにしてくださいね。

 

アデノウィルスは感染力が強いだけではなく、完治したと見せかけてまだ存在していたりします。

また型が複数あるため、治った本人が別の型にすぐ感染してしまう可能性もあります。

「完治」させるのが難しいだけに、きちんと専門科の診断を基準として考える必要があるのですね。

 

ちなみにもし出勤するとしたら、眼帯をするなどして自分ですら触れない配慮が必要です。

この際、こまめにガーゼを変えるなど、触れる度に手洗い・消毒を徹底することも忘れないでください。

きちんと上司や同僚にも説明や断りを入れておく必要があるでしょう。

 

さいごに

はやり目というのは身近ながらに感染力が高く、

「大人だから大丈夫」「治ったから良い」という簡単なものではないというのがお分かりいただけたかと思います。

自分が感染した場合には、できるだけ早めに医師の診断を受けることで、ほかの疾患や感染を防ぐことにも繋がります。

また、感染の予防対策としては、流水での手洗いを徹底したり、面倒でもタオルや洗面用具を分けるなど工夫が必要です。

家族の感染の場合は、家族全員が気を張って、極力注意してくださいね。